糖尿病などを患っている方の中には、低血糖によって昏睡状態になってしまう方もいるそうです。低血糖になってしまった全ての方が昏睡状態になるというのではなく、特に低血糖が酷くなってしまった場合に起こる症状だそうです。

低血糖についてをあまりご存知ない方だと、低血糖なんかで昏睡状態になったりするものなの?と思うかもしれませんが、私たち人間は血糖値が30%以下になると、昏睡状態に陥ってしまう事があるので注意しなくてはならないのです。

特に最近では、自分が糖尿病である事や低血糖症である事がわからないという人がとても多いのだそうです。そのためめまいや頭痛では自分が低血糖になっている事に気づけずに、そのまま昏睡状態になってしまう事があるのです。

もちろん低血糖による昏睡が原因で、死亡してしまう事だって無いとは言えないのです。ちなみに健康な人が低血糖になって昏睡してしまうのは、20%以下になってしまった場合であると言われています。糖尿病の患者さんはこれより10mg高い数値で昏睡状態になります。

問題なのは低血糖になって昏睡する事ではありません。昏睡状態になる前に自分が低血糖になっているという事に気づけるか気づけないかが問題なのです。もしも低血糖の症状に気づいていれば、昏睡状態に陥らずに済むので、できるだけ症状を把握した方が良いのです。

例えば低血糖の最初の症状でもある空腹によるめまいなどがありますが、この状態の時に気づければ昏睡までに至らずに済みます。でもこれでも気づけない事があるので、めまいの次に震えや頭痛がきたら、取り敢えず何か食べるとか飲むとかをした方が良いでしょう。

低血糖による昏睡が起こってしまったら

低血糖で昏睡状態になってしまう事があるという事はわかりましたが、もしも低血糖になってしまって昏睡状態になってしまったら、どのような対応をすれば良いと思われますか?というのも一般的には、昏睡状態になる前に○○をしなさいという説明が多いからです。

確かに低血糖による昏睡が起こるなんていう事は、あってはならない事なので想定外であるという考え方をする方も多いかもしれませんが、糖尿病の患者さんの場合には、時々予測が不可能である事もあるので、できれば昏睡状態になってしまった時の対処の方法を知るべきです。

例えば低血糖によって昏睡状態になってしまった方が、糖尿病であるとわかっている時にはどうすれば良いのかですが、恐らく常にブドウ糖やアメや砂糖などの、糖分を補給する事ができるものを持っているはずです。ですがここで注意しなくてはならない事が出てくるのです。

ですが低血糖で昏睡状態になっている患者さんに、何かを飲み込ませるというのはとても危険です。間違って気管などに入ってしまったら危険です。なので緊急の時のために病院で対処できる処置を教わっておくと良いでしょう。ただし家族が対処できるように訓練する必要があります。

そうした訓練を受けていても、突然の昏睡状態はとても危険ですから、できるだけ早く救急車を呼ぶ事が重要です。その間に家族ができる事で対処しておくのが一番良いのです。救急車を待つ間にはブドウ糖などを口に入れて、糖分の補給をするのも良いですが、誤嚥しないように気を付けなくてはなりません。