パニック障害の家族を持っています。とても仲の良い姉妹なのでたまにはみんなで旅行にでも行きたいなんて話もします。ところが彼女はパニック障害という病気なために、狭いところが大変苦手なので乗り物に乗る事が難しいのです。特に飛行機などは絶対に乗る事はできないのです。

もちろん以前は海外へ旅行などに行った事もあった人でしたが、数年前の交通事故によって狭いところが苦手になったのです。苦手という言葉は弱いかもしれませんね。パニック障害になってしまうくらいですから、公共の乗り物は特に信用ができず、飛行機などもってのほかという事なわけです。

例えば飛行機に乗らないといけないような事があった場合、できれば時間がかかっても飛行機を利用しようとは思いません。飛行機に乗る事を考えただけでもパニック障害の発作が起きてしまったりするからです。どうしてパニック障害の患者さんが飛行機に乗れないと思いますか?

それまで私は飛行機が狭いからだとばかり思っていたのですが、それだけが原因でパニック障害の発作が起きるのではないらしいのです。例えば「飛行機が落ちたらどうしよう」とかも考えると恐怖心が襲ってくるのだそうです。これも全て事故の後遺症だと言えるのかもしれません。

また、飛行機に乗る事を考えただけでもパニック障害の発作がでる原因の一つには、人がたくさんいるという事が原因だったりするらしいのです。人がたくさんいるところでパニック障害の発作が起きたらどうしようと考えるだけでも無理なのだそうです。

確かに飛行機の中というのは人がすぐ近くに座っているものですから、そんなすし詰め状態の場所に行くだけでも吐き気がしてしまったりするのかもしれません。パニック障害の方が飛行機を克服するためには、相当の治療や勇気がいるという事になるわけなのですね。

パニック障害で飛行機に乗るには

パニック障害の患者さんが飛行機に乗る事は非常に難しい事であるのは言うまでもありません。人は誰にでも恐怖心を感じるものが一つくらいはあるものです。特にパニック障害の人だったらありすぎるほどあるはずです。飛行機が恐怖の対象だと感じる理由は先程述べた通りです。

でも例えば仕事で海外に出張に行かなくてはならなくなったりした時に、飛行機に乗れないでは済まない場合がありますよね。そういう時にパニック障害の方が飛行機に乗れるようになるには相当の努力が必要になると思います。だって普通の人でも飛行機は怖いと感じる事があるからです。

飛行機は空の上を飛んで移動をする乗り物ですから、途中で具合が悪くなったりしても降りる事ができません。つまり目的地に着くまではどんな事があっても逃げる事ができないという事になります。パニック障害の方はこの逃げられないという状況が非常に恐怖を感じるものなのだそうです。

しかも空を飛んでいるので、もしも落ちてしまったらどうしようと考えたりすれば、それだけで呼吸数が上がり心拍数が上がり発作が起きるという状況になってしまうわけです。もし無理して乗る事があればパニック障害の症状は悪化してしまうでしょう。

なので、まずパニック障害を克服する事が飛行機に乗るための条件であるといえます。恐怖心を克服するのは非常に難しい事ですが、病院での治療と自分なりの治療と家族に助けてもらっての治療など、できる限りの事をして克服できるようにすると良いと思います。