風邪などをひいて鼻づまりがひどい時は、当然匂いがわからないし何を食べても美味しくないと感じる事があります。つまり風邪をひくと味覚が鈍くなると感じたり、もしくは味覚がなくなったと感じて焦ってしまう事がありますよね。

最近は鼻炎などもあって鼻づまりがひどくなる事が多い時代になってきました。その度に味覚に異変が起こったのではせっかくの楽しみも半減してしまいますよね。それにしても鼻づまりと味覚にどのような関係があるものなのでしょうか?

例えば鼻と口の神経が同じだからでは?と考える人もいるかもしれませんね。ですがそれは少しおかしいのではないだろうかと思います。どうしてかというと、鼻の神経と口の舌の神経は全く違った神経が司っているので、鼻づまりが味覚を起こすはずが無いのです。

でも実際に鼻づまりがひどいと味覚が変化したと感じてしまのはどうしてなのでしょうか?実は意外な事実があるのだそうです。例えば鼻がつまってしまうと呼吸を鼻でする事ができなくなりますよね。当然口で呼吸をしなくてはならなくなるのです。

口で呼吸をすると味覚を司っている味蕾(みらい)という部分が乾燥してしまいます。すると味覚が鈍くなってしまうと考えられているのだそうです。つまり鼻づまりがひどいと口で呼吸するために味覚に変化を起こしてしまうという事になるのだそうです。

では他には鼻づまりと味覚の変化に関連性がある事はないのでしょうか?調べてみました。

鼻づまりで味覚が変化する理由

鼻づまりがひどい時に味覚に変化が起こるのはどうしてなのか不思議ですが、嗅覚と味覚に直接の関係がなさそうに見えますが、実はとても密接な関係がある事がわかっているのです。それは食べ物が持っている『匂い』がとても深く関係しているのだそうです。

私たち人間が「美味しい」と感じるためには、いくつかの感覚を刺激する必要があります。一つ目は『見た目』です。見て美味しそうだなと感じなければ食べたいとは思いません。だから見た目は大切なのです。でもこれと鼻づまりや味覚の変化は関係ありません。

次に刺激される感覚は『匂い』です。実はこれが鼻づまりと味覚にとても深い関係があるのです。食べ物を食べた時に、美味しい匂いがしなければ味覚もあまり刺激されないのだそうです。人間という生き物はとても不思議な生き物ですよね。

犬よりも嗅覚がはるかに劣るのに、食事をした時の匂いが鼻づまりなどで鈍くなると、味覚に変化を感じてしまうなんてとても不思議です。でも実際に鼻づまりなどで嗅覚が鈍くなった時に、何かを食べても味覚が鈍くなったと感じるのは事実なのです。

それと鼻づまりによって鼻での呼吸が難しくなったために、口で呼吸をする事によって味蕾(みらい)という味覚を感じる組織が麻痺してしまうために、味覚の感じ方が弱くなってしまったというのが一番の理由なのだそうです。また、味蕾には不思議な特徴があります。

例えば苦味や酸味や甘味しょっぱさなどの味覚の内のどれかが鈍くなったと感じたとします。それはその味を感じる部分の味蕾が麻痺しているという事になるのだそうです。