倦怠感と一言で言うと簡単な響きなのですが、実はこの倦怠感というのは人によって感じ方が違うものです。例えば健康な人が倦怠感を感じると言ったら、恐らく疲れが蓄積しているのだろうくらいにしか感じませんが、病気の人の場合はそうはいきません。そこで看護をする人の出番になるわけです。

例えば病気で入院している方の中には、動く事ができない状態の方がたくさんいらっしゃいますよね。そういう方が感じる倦怠感というのは、私たちが感じている倦怠感とは全く種類が違っている事があるのです。なので看護をしている人もそれが倦怠感だとは気づかない事が多いのです。

もしも患者さんの倦怠感に気づいてあげる事ができていたら、毎日がほんの少しでも楽しく前向きになる事ができるかもしれません。そういう事を考えると看護をしている側というのは、かなり責任が重大という事になってくるという訳なのです。

ところで病気で入院をしている方が倦怠感を感じている事を、看護する側が気づいて何らかの対処をしたとします。すると患者さんが他の精神的な病気になる事を防ぐ事ができます。特に病気によるうつ病などの発症を防ぐ事ができるという事になるのです。

ではどうやったら患者さんの倦怠感を感じ、その倦怠感を取り除いてあげられるのでしょうか。患者さんからしてみると、看護をしてもらっているのにこれ以上わがままを言ってはいけないと思い込んでいます。なので看護する側は患者さんとの話の中から倦怠感の原因を探さなくてはならないのです。

看護している相手の倦怠感の見つけ方とは

看護されている側としては、普段通りに動けない事や入院をしたりしている事に非常に罪悪感を感じているものです。今まで通りに自分が動く事ができないという事は、相手に迷惑をかけているという考えをしてしまうからでしょう。これが倦怠感の原因である事が非常に高いです。

なので看護をする時には、たくさん色々な事をお話して、相手に大して余計な事を考えないようにしてあげるのも良いでしょう。少し様子を見て倦怠感があるようだったら、今度は別の手を使って倦怠感や罪悪感などを和らげてあげると良いでしょう。

叱咤激励をする事で倦怠感が吹き飛んでしまうという性格の方も多いので、看護する側の接し方というのは非常に重要になってくるのです。特に重い病気だったりすると必要以上に話はしない方が良いのだろうと考えてしまうかもしれませんが、うるさくない程度なら励ましは良い事です。

まずは相手がどのような性格であるのかをしっかりと把握して、相手に合わせた会話をするのも看護の側の心得と言えます。ただし励ましの言葉は相手にとってプレッシャーとなる事もあり、それがかえって倦怠感を増やしてしまう可能性があるので注意しなくてはなりません。

大切なのは倦怠感を感じている方に対して、どのようにコミュニケーションを取れば良いのかという点です。看護というのはそういった意味でもとても重要な役割を持っている事になるのです。