肝臓疾患を抱えた身内が亡くなるまでの間には色々な症状が出てきたものです。その代表的なものが黄疸という症状でした。でも病院では黄疸そのものを治療するという事はありませんでした。そもそも黄疸というのは症状であって病気ではないからだそうです。

でも黄疸になった身内を見るとつい先生に「この症状を治療する事はできないのですか?」と聞きたくなります。というのも黄疸にも症状が弱い時もあれば強い時もあるからです。特に肝臓疾患だったので黄疸がひどい時には相当だるそうにしていたのを見ていたから余計でした。

その時の先生によれば、肝臓疾患の場合の黄疸の場合には肝臓の病気の治療を行う事が黄疸の治療につながるのだそうですから、基本的な治療としては肝臓疾患の治療が中心となっていくのだそうです。でももしも病気が原因ではない黄疸の場合には、黄疸そのものの治療をするかもしれませんね。

なんだかこの話を聞いていると、肝臓疾患で黄疸が出たらもうダメなのか?と思うかもしれませんが、そうではなくて黄疸になる条件が揃えば誰もが黄疸になりうるので、肝臓疾患で黄疸がひどくなったからといっても驚かずに、肝臓疾患の治療の専念すべきです。

何度か取り上げた話題ですが黄疸の原因は、血液中にビリルビンという成分が多く混ざる事によって起こる症状です。なので原因がわかっていれば原因の治療をするだけなのです。なので特別な理由がなければ黄疸自体を治療する事は無いと言えるかもしれません。

黄疸そのものの治療はするのか?

基本的になんらかの病気の症状の一つとして黄疸の症状が出た場合には、黄疸そのものの治療をするのは希だと考えた方がいいでしょう。その理由はとても簡単ですよね。元になっている病気が治らなければ黄疸の原因も治ってはくれないからです。

例えば赤ちゃん(新生児)の場合には原因によっては黄疸の治療が行われる事があります。新生児の黄疸の場合は血液の中のビリルビンがあまりにも多いと、脳に障害を残す事になる可能性があるので、ビリルビンの値を下げるという治療が行われる事があるそうです。

その方法というのは血液を入れ替えるという大変な治療が行われるのです。そうしないとならない理由は脳に毒が回らないためです。こんな事を聞くとビックリする方もいるかもしれませんが、実は血液中のビリルビンには神経に対する有毒性があると言われています。

でも大人の場合には脳に毒が回らないようにするための脳血液関門というものがあるのですが、新生児の場合にはこの脳血液関門という部分が未発達なので、毒が回ってしまいやすいのだそうです。そうなると何らかの障害が残る可能性があるので、黄疸の治療のために血液の交換をするのだそうです。

つまり赤ちゃんの脳を守るために黄疸の治療をする事になるのですが、大人の場合には病気の原因の方をしっかりと治療するという事になるのです。また、ビリルビンの値を下げる治療に光療法という治療が行われる事がありますが、副作用が少ないものなので赤ちゃんにも使われているようです。