どんな人でも自分の子供に障害を持って生まれて欲しいと思う人はいません。でも妊娠中にその事が必ずしもわかるわけではありません。染色体異常の代表的なダウン症は恐ろしいと思うものかもしれませんが、どのくらいの確率でダウン症は発症するものなのかを知れば、少しは安心する事ができるものなのかもしれませんね。

私のいとこの子供(第二子)はダウン症を持って生まれてきました。彼女は特に高齢出産でもありませんでしたし、これといって問題があったわけではありませんでした。ところがダウン症で生まれてきたのです。最初はどうして自分の子が?と思ったそうですが、当時は確率などはほとんど考えた事もなかったそうです。

最近では高齢出産になる年齢の妊婦さんが、妊娠中期になった時に病院で「ダウン症の検査をしますか?」と聞かれますが、個人的にはダウン症の検査は反対です。もちろんこれは若い妊婦さんにも同じように聞くはずですが、この検査によってダウン症の確率が変わるわけではありません。

例え検査をした結果ダウン症だったと判明したとしても、その後に中絶などをしたとしても、ダウン症の発症する確率は変わるものではないからです。むしろ個人的にはダウン症で生まれた我が子であっても、健常者の子供と同じように愛おしみ、可愛がってあげるべきだと思うのです。

いとこもダウン症の子供が生まれた事について、最初はとても悲しんでいた様子でしたが、大きくなるにつれて可愛くて仕方がないと言っていました。そのいとこもダウン症の確率を知ったとしても恐れず次の子も出産すると言っていました。実際に3人目も無事生まれましたがダウン症ではありませんでした。

統計によるダウン症になる確率

ダウン症は世界的にも染色体異常の中で一番多いものだそうですね。以前は日本人をはじめアジアに多いと言われていたのですが、最近ではその話は撤回されて世界的にも一番多い染色体異常だそうです。ちなみに統計的に日本では800人くらいに1人の確率でダウン症になると言われているそうです。

でもこのダウン症になる確率については、実は年齢によって違ってくるものなのだそうで、これがダウン症になる確率ですと言われても、信ぴょう性がイマイチである事も非常に多いのだそうです。その理由は一体何故なのかというと、ダウン症を発症する確率は妊婦の年齢にもよるからなのだそうです。

例えば、比較的若い妊婦さんだけを集めて統計をとってみると、1000人に1人の確率でダウン症になるという結果が出たとします。でも30歳を超えた妊婦さんばかりを集めて調べてみると、赤ちゃんがダウン症になる確率は700人に1人~800人に1人という数字になるのだそうで、確率は一定ではない事がわかります。

一方で私の周囲には40歳以上の妊婦さんがとても多かったのですが、一人もダウン症になったという話は耳にしませんでした。なのでダウン症になる確率がこの数字だからだと言っても、それほど心配する必要はないのかもしれないなどと思ってしまいました。

確かに妊娠している時はダウン症かどうかはとても気になりますが、確率が全てではないと思う人も中にはいるでしょう。私もそうであるようにダウン症のテストをしない人も多いのではないでしょうか。確かにダウン症は怖いと思うかもしれませんが、確率に怯えた妊婦生活をするよりも、どんな子でも愛する心構えをした方がいいのではないでしょうか。