小さい頃はダウン症の方というのが顔つきが似ているという特徴を持っている事を知りませんでした。なので苗字が違うのに同じ顔の子がいたので、双子なのに苗字が違うのはどうしてなのだろうか?と不思議に思った事があったのです。

両親に聞いても当時は失礼な事だと考えていたため、とぼけられてしまった経験があります。恐らく両親もその子の本当の病名についてを知らなかったのかもしれませんね。なのでダウン症の事も顔つきの特徴の事も、大人になってから知ったのです。

それも自分が妊娠して4ヶ月くらいしてからダウン症検査というのがあると言われて始めて知ったのです。その時の説明でダウン症の特徴は顔つきです、と説明されて初めて「あの子たちは双子ではなくダウン症だったのだ」と知ったのです。

このようにダウン症やダウン症の顔つきの事を知る機会はほとんどありませんでした。ですが身内の子がダウン症で生まれた事で、ダウン症に対しての認識が変わってきました。顔つきも確かに特徴的ですが、やはり両親の遺伝を強く受ける事を知りました。

ほかのダウン症のお友達と遊ぶ機会があった時に、それぞれの子を見てみると、確かに似ている顔つきはしているのですが、その中でもそれぞれに個性があったりするのです。そういう点ではダウン症だから同じ顔つきだと思うのは間違っているなとは思いました。

でも確かにダウン症の人というのは特徴的な顔つきをしている事は事実です。その特徴的な顔つきにはどうしてなるのでしょうか?疑問に感じたので調べてみる事にしました。

ダウン症の顔つきになるのはなぜか?

これまでたくさんのダウン症の子供さんと接する機会がありましたが、どうしてダウン症の子供さんの顔つきは似ているのかはわかりませんでした。ご両親にたずねるのもあまりに不躾(ぶしつけ)かなと思ったので、自分なりに調べてみる事にしたわけです。

まずダウン症で最も多いのが21トリソミーというタイプですね。このタイプは責任遺伝子という遺伝子が1本多くあると言われています。実はこの遺伝子は顔のつくりに関係している遺伝子で、遺伝子が多い事でエラーが出るのだそうです。そのエラーの結果がダウン症の顔つきの特徴になっているのです。

例えば顔が平坦な顔つきをしているとか、目が切れ上がっているハッキリとした二重である事、頭の形がいびつになってしまう事、そして耳の形が変形していたりするのだそうです。遺伝子の問題なのでこれは仕方が無い事なのかもしれません。

また、どうして遺伝子が1本多いだけでダウン症になってしまうのかなどは、世界中で研究されているのだそうです。よくダウン症の子供さんは大人になる前に亡くなるなどと言われていますが、そちらの方の研究も行われているため、最近では治療ができるかもしれないと言われています。

もし治療ができるのだとしたら、今後はダウン症で生まれてきたとしても、治療をすることが可能になるのかもしれません。でも顔つきが変わるのかについては現代の医学ではまだわかっていないのが現実のようです。