不整脈という言葉を耳にしたことがありますが、不整脈の中には放置しておくと確実に命に危険を及ぼすものもあるのだそうです。その病名は「致死性不整脈」というものです。この致死性不整脈というのはどのような事が原因で起こる症状なのでしょうか?

まず致死性不整脈がどうして起こるのかですが、私たちの心臓は自分ではコントロールができない神経で動かされています。この心臓の動きは健康ならコントロールされているのですが、何らかの原因によって急激に脈拍が早くなってしまうために起こると言われています。

例えば私たちが激しい運動をしたとしても、心臓が激しく動くにも限度というものがあります。脈拍数が毎分200を超える事はまずないと言っていいのだそうです。ところが致死性不整脈というのは何らかの原因で脈拍数が200を超えてしまうために起こるのだそうです。

脈拍数が200を超えてしまうと、心臓の本来の働きである血液を身体に循環させる事ができない速度になってしまうのだそうです。そのため心臓が停止したような状態になってしまうのだそうです。いわゆる突然死してしまう方の死亡原因が致死性不整脈である事も多いそうです。

ただどうして致死性不整脈を起こすような異常な心臓の動きになるのかについての原因は、はっきりとはわかっていないのだそうです。ただし原因に結びつく要素があるのは事実だと言えるでしょう。もともと心臓に病気を抱えていたり、一部遺伝なども関係があるとも言われているようです。

致死性不整脈の原因と考えられているもの

アジア人に多いと言われる致死性不整脈の原因としてあげられているのが「ブルガダ症候群」というものです。別にブルブル震えたりガタガタ震えたりするためにこの名前がついたのではなく、ブルガダという先生が発見したからこの名前が付いたそうですが、1000人に最高で10人程度がこのタイプなのだそうです。

このタイプの方は夜中に突然大きな声を出して死亡するという病気を発症すると言われていて、日本の致死性不整脈だと言われています。このタイプの方は細胞内外にあるナトリウムの制御をするタンパク質に異常がある事がわかっているそうです。つまりこれが原因で心臓の電気信号に異常が起こるという事です。

実は致死性不整脈になる原因の中には遺伝的なものが要因としてある事を示唆するものがあるのですが、家族に同じように致死性不整脈で亡くなった方がいたり、気絶などをしたことがある人がいたりなどがあるのだそうです。ちなみにこの致死性不整脈は男性が発症すると言われているそうです。

治療をしたくても、致死性不整脈というのはある日突然発症するものなので、予見する事が難しいものなのだそうです。そのためブルガダ症候群かどうかを心電図などでチェックしておく必要があるのだそうです。また家族に突然死をした人がいる場合には、遺伝子異常の検査などをしてもいいかもしれません。

いつなんどき致死性不整脈が起こるとも限らない状態で過ごすのは怖いでしょう。そういう時のためにも原因についてをしっかりと把握しておいて、必要ならばしかるべき治療を受けた方がいいかもしれません。